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【創立60周年企画】八千代エンジニヤリングの同期見つけました!第2弾~株式会社ニュージェック~

企業創立や商品販売などが当社と同じく今年60周年を迎える企業の広報担当者の方に、誕生秘話、こぼれ話、同期としての想いや抱負などを伺う60周年記念企画。

初回は大日本コンサルタント様に伺ってきました。第2回目は、当社と同じ建設コンサルタントとして大阪を拠点に活躍されている株式会社ニュージェック(以降:ニュージェックさん)に直撃インタビュー。

ニュージェックさんの創立秘話や社名変更の理由、働き方改革や人材育成の想いについて聞くことができました。東京と大阪で場所は違えど、同業だからこそ分かる“共通の想い”を再認識でき、やはり建設コンサルって、素敵な仕事だなって思いました。

※TOP画像の「黒部の氷筍水」は関電不動産開発から販売されているものです。

1.60周年の歴史

企業創立が当社と同じ1963年であり、今年9月に60周年を迎えられるニュージェックさんは、黒部ダムの建設に携わった技術者が集結し創立されたのだそうです。
黒部ダム(黒部川第四発電所)は、戦後復興期の深刻な電力不足を解消するために、火力発電を補う大きな貯水池をもつ水力発電所が必要と考えられ、建設が決断されたそうです。しかし当時、黒部川は豊富な水量と大きな落差から水力発電の適地とされながらも、厳しい自然条件によりダム建設は非常にハードルの高いものでした。「くろよん」(黒部ダム・黒部川第四発電所)の建設をすることに対して、「くろよんの建設は困難だ」と言われていたそうですが、諦めることなくチームでダムの完成を成し遂げた想いや取り組む姿勢を『くろよんスピリット』と名づけ、ニュージェックさんにはこのDNAが創立から60年たった今も変わらず受け継がれているのだそうです。

▶ニュージェックの沿革はこちら

ニュージェックさん
創立当初の入社記念写真

ちなみに当社は、鹿島建設株式会社の会長(当時)故鹿島守之助、同社副社長(当時)故石川六郎が中心となり、海外にも通用する強力なコンサルティング・エンジニアリング企業を目指し創立しました。当社にも創立時から「真摯」「誠実」に取り組む姿勢が今でも受け継がれていますね。
 
▶当社の沿革はこちら

左:初代取締役会長 鹿島 守之助
右:初代取締役社長 石川 六郎 

なお、60年の間のこぼれ話として、ニュージェックさんは1991年に社名を変更されています!
当初は『株式会社新日本技術コンサルタント』という社名でしたが、社名を英語表記にした際「The New Japan Engineering Consultants, Inc」となることから、海外のお客様から「New JEC(ニュージェック)」と呼ばれることが多かったそうです。そこで当時社内アンケートを実施したところ、「ニュージェック」にという現在の社名変更に賛成多数の意見が集まったことと、海外でも活躍できる企業を目指すため、「ニュージェックにしよう」となったようです。
 
創立30周年のタイミングで社歌の制作が進められ、歌詞を社内で応募したところ、企業理念に沿った良い歌詞が見つかったそうです。
なんと、社歌を作詞したのは、社員のお子さん(当時小学生)で、大阪本社では現在も1日4回決められた時間に、歌詞ありやメロディーだけなどさまざまなバリエーションで30年間に渡り流れ続けているようです。

ニュージェックさんの社歌

2.お互いの共通点と社会貢献についての想い

ニュージェックさんの社員の多くが関西出身だといいます。そのこともあって、社内の風通しは良好なのだとか。「関西のノリじゃないですけど、自由度は高いですね。」なんてことを語ってくれました。
ニュージェックさんの数ある魅力の1つは、若手だろうと先輩だろうと、やりたいと思った仕事にチャレンジさせてもらえるところなのだそう。
しかし、自由度があるが故に、個々に取り組んでいることも多くあったようで、2021年に策定されたニュージェックさんのNJビジョン2050では「共に拡げ高め合い、“自然と”生きられる社会を世界に。」が掲げられ、共創パートナーと業容や活動領域・視野を拡げ、技術や企業価値を高めていきたいという想いが込められているのだそう。
 
▶ニュージェックさんのビジョンついてはこちら

当社もニュージェックさんと同じで社内の風通しは良く、事業創出ピッチイベントを開催するなど、若手のうちから“挑戦”することを大切にしています。

当社の長期経営方針(2018-2027年)では、「この世界に、新しい解を。」をビジョンとして掲げていて、“千年先に続く未来を、挑戦の文化で実現する“という想いが込められています。

▶当社のビジョンについてはこちら

ピッチイベントの様子

ニュージェックさんは最近では脱炭素社会の実現を推進するため、水力発電・風力発電・地熱発電に特化した再生可能エネルギーグループを新たに立ち上げたのだそう。
また社内でペーパーレスを実施したり、SDGsに関するアンケートを取られたりしているそうなのですが、アンケートの結果から、SDGsに興味を示す社員が多くいることが分かったんだとか。ニュージェックさんの「自然と人を技術で結ぶ」という企業キャッチコピーには、サステナブルという考え方に近しい想いも込められているそうで、SDGsが世界的に注目されるよりずいぶんと前から掲げられていたため、持続可能な社会を意識することが昔から根付いているんだとか。素敵な文化ですね。

▶ニュージェックさんのSDGsに関するアンケートはこちら

当社も持続可能な社会を創るために、第2次中期経営計画(2021-2023年)では「サステナビリティ経営」を全社方針に掲げ、SDGsの達成へ貢献すべく、総合建設コンサルタントとしての業務を通じた顧客事業の環境負荷低減、当社グループの電力事業、及び熱供給事業などを通じた社会全体の環境負荷低減に取り組んでいます。2022年にはカーボンニュートラル宣言をし、2027年までにScope1+2、 2050年までにScope1+2+3のカーボンニュートラル達成を宣言しました。

建設コンサルタントの仕事は、人々が安全で豊かな暮らしができるよう、少子高齢化や環境問題など複雑化かつ変動する社会問題を解決することを目指し社会資本整備の支援をしています。そのため、SDGsや脱炭素社会実現を国が宣言する前から“持続可能な社会をつくるんだ!”という意識がこの業界には強くあったように思いますね。

ニュージェックさんの今後の取り組みも楽しみです!

3.働く環境について

ニュージェックさんは、勤務地指定制度や時差出勤など働き方改革についても力を入れているそうです。最近ではノー残業デーに大阪で活躍するアーティストを招いて演奏するジャズライブを開催し、社員には好評だったんだとか。
 
新型コロナウイルス感染症が流行し始めてすぐに在宅勤務制度の導入もされたのだそうです。
しかし現状に満足せず、社員が能力を最大限発揮できるように、時代の変化に合わせて人材教育や新たな制度を導入するなど、今後も更に働き方を見直していかなきゃいけないという想いがあるようです。

ノー残業デー・ジャズライブ in Osaka

当社も2022年に本店のエントランスをリニューアルし、外国籍や障がい者の方の雇用促進や女性活躍推進法に基づく行動計画の実施、フレックスタイム制度や時間単位で取得できる有給休暇の導入、育休の分割取得、さらには保育園の運営など、働きやすく、多様な人材が活躍できる環境づくりに取り組んでいます。

リニューアルしたエントランス

育児や介護、持病を抱えている方など多様な人材が活躍できる職場づくりに取り組み続けることが大切ですね。

ニュージェックさんご協力ありがとうございました!
ニュージェック:中村様、大道様

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