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設備保全システム推進者の一歩目:導入のよくある不安と解決策~MENTENAオンラインセミナー報告~

こんにちは!note編集部の鈴木です。

今回は、12月12日に開催した「設備保全システム推進者の一歩目~導入のよくある不安と解決策~」オンラインセミナーの様子をダイジェストでお伝えします。

昨今、製造業、ビルメンテナンス、ガス・電力業界などでは工場のDX化が進み、これまでエクセルや紙で管理していたデータの電子化や、現場作業の効率化や点検履歴の効果的な管理への対応が求められています。

保全業務の効率化については過去の記事で解説しています☟

当社は工場DXのためのシステムの導入を支援させていただく中で、これまで数百社以上の企業さまにお話を伺っています。皆さまそれぞれが異なる事情や課題を抱えていらっしゃる一方で、そこには多くのケースで「共通した不安」もあります。

この記事を読まれている皆さまの中にも以下のような「不安」を抱えている方も多いのではないでしょうか。

✓ そもそもシステム化・構築に不安がある
✓ 現場で使ってもらえるか不安がある
✓ 長期的に活用しメリットが出るか不安がある

この記事では上記のようなシステム導入で保全担当者が抱える不安を一つ一つ解消していきますので、ぜひ最後までお読みください。

設備保全クラウドサービス『MENTENA』サービスとは?


MENTENAのロゴ

「MENTENA」は脱エクセル・脱ペーパーを実現し、現場の働き方改革を促進するクラウドサービス(SaaS)です。

工場設備や現場管理業務において紙やエクセル管理からシステム管理へ移行することで、現場作業の効率化や点検履歴の効果的な管理を行うことが可能です。誰でも説明書なしで理解できるわかりやすいデザイン、初期費用がかからない定額制、導入から運用までバックアップするサポート体制を備えた、「カンタン」「始めやすい」「安心サポート」を実現しています。
初期費用0円から利用でき、無料トライアルも実施中です!

MENTENAウェビナーの概要~導入のよくある不安と解決策~

不安その1:そもそもシステム化・構築に不安がある

1つ目の「そもそもシステム化・構築に不安がある」ことについて考えていきます。
不安を感じる要因として以下のようなものがあるのではないでしょうか?

・どう推進したらいいのか?進め方がわからない
・何を/どれだけ検討していくのか?
・人手不足の中で、構築や保守の人員確保は可能なのか?

これらを検討するには時間的なコストがかかります。
また自社で開発する際には、システムの開発から保守に対して、専門人員の確保などの追加コストがかかってきます。

つまり、皆さまの不安の原因の一つは「人手不足の中でシステム導入・保守に伴うコストを支払うことができるのか?」という点にあるのではないでしょうか?

この不安を取り除くためのコツとしては、
自社の保全に必要な機能を持ち、安定稼働できる1つのデータベースを構築する」ことが解決策になると私たちは考えます。

具体的には、すでに保全に必要な機能を取り揃えたシステムを検討し、その中から必要な機能を取捨選択し、活用していくという方法があると思われます。

また、安定稼働については、クラウドで管理しておくことも有効な手段でしょう。もちろんクラウドシステム以外でも、例えばOffice 365を使用することでExcelをクラウドで管理する方法もあります。

PCやタブレット、スマートフォンなどの端末問わずにアクセスが可能な状態にすることで現場でも事務所でも情報の登録や閲覧が可能になります。
Office365であればファイルのバックアップはMicrosoftが行いますので、保全に関わる皆さまはより管理しやすいようにExcelファイルを改善していくのみで安定稼働で活用できます。

不安その2:現場で使ってもらえるか不安がある

2つ目に、「現場で使ってもらえるか不安がある」についてです。
不安を感じる要因として以下のようなものがあるのではないでしょうか?

・現場側の業務が変わりすぎないか?
・PCなどに不慣れな方のITリテラシーが壁にならないか?
・現場の方が納得感や理解をもって進めてもらえるのか?

といった現場との意識の差であったり、実際に現場からの意見であったりで不安を感じるケースがあります。

システムは導入した方がメリットがあると理解はしているが、新しいことをたくさん覚えて、現在の業務フローや仕事のやり方を変える必要があるのではないか、といった不安が妨げになるパターンです。

もちろんシステム導入する際には操作方法などを覚え、習慣化することは必要不可欠です。
ただし、UI・UXに優れたシステムであれば現場の学習コストを抑えることが可能です。現場で短期間で慣れ、実践までスピーディにすることが可能なシステムです。そして導入による効果を実際に感じることで、現場でも前向きに動きやすくなるのではないでしょうか?

自社に導入するシステムが設備保全に特化しており、データ入力先の媒体が(例えばExcelから)システムになるだけで、日々の業務自体が変わらなければ、現場における新システムの学習コストは低いと言えます。

その上で、システムを活用している方に対してメリットがあることも大切です。データを入力することで今後の業務改善に活きる、突発対応が減る、現場教育のデータが蓄積されていく。
学習コストの低さももちろんですが、こういったメリットをあげていくことで社内の関係者も耳を傾けやすくなると思います。

不安その3:長期的に活用しメリットが出るか不安がある

3つ目に、「長期的に活用しメリットが出るか不安がある」ことについて考えていきます。
不安を感じる要因として以下のようなことがあるのではないでしょうか?

・そもそもなぜシステムを導入したいのか?
・意図した効果が出るのか?
・実際にシステム導入を進めていっても効果が出ないと無駄になるのではないか?

「何を達成したいのか?」「解決しなければならないものは何か?」という点について、共通認識がないとなかなか思うように活用が進まず、長期的な活用のイメージもできないのではないでしょうか?

この不安を払拭するには、「目的や課題を共通認識し、上手に目標設定を行う」ことがコツです。

最終的なゴール・目的は何なのか、達成するために解決しなければならない課題は何なのか?
それに加え、可能であれば、「いつまでに達成する」といった目標を上手に設定していくことで、より目的達成に近づけます。

さいごに

本セミナーを通じて、私たちは工場DXの重要性とそれに伴うさまざまな不安要素に焦点を当てました。

繰り返しにはなりますが、近年、製造業、ビルメンテナンス、ガス・電力業界では、データの電子化や効率化が求められています。当社の設備保全クラウドサービス「MENTENA」が提供するソリューションは、これらの要求に応えるための鍵となり得ます。

また、システム導入に伴うよくある不安要素については以下のポイントを抑えることで、解消・克服が可能である点をご説明しました。

最後に、今回のオンラインセミナーにご参加いただいた方々には改めてお礼申し上げます。ありがとうございました。
MENTENAの機能や料金、セキュリティー面などに関するご質問に加え、システム導入に対するご意見・ご要望も数多く頂戴しました。

当社は今後も皆さまのご意見やフィードバックをもとに、MENTENAのシステム開発、機能追加を充実させていきたいと思いますので、どうぞよろしくお願いします。

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