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「全国アマモサミット2023 in ふくおか」の運営とブース出展を行いました!

こんにちは!note編集部の鈴木です。
2023年10月20日(金)から22日(日)までの3日間、福岡市の博多港国際ターミナルで「全国アマモサミット2023 in ふくおか」が盛大に開催されました。

当社は、産学官民の多様な主体からなる本サミットの実行委員会に参画し、約一年前からメンバーと協議を重ねながら入念に準備を行い、一致団結して本サミットを成功に導くことができました。

今回は、当社の九州支店で環境分野を担当している遠山さんが当社ブースを出展してきましたので、皆さまにその様子をお伝えします。


レポーター紹介

アマモンとのツーショット

遠山さん
業務内容:環境分野
経歴:公共事業の環境影響評価、ブルーカーボン、生物多様性保全を担当

アマモサミットとは?

会場内でのセッション

本サミットは、「アマモ」「アマモ場」という象徴のもと、海の自然再生や保全に関わる多様な主体が全国から集い、海や沿岸地域が抱える課題に対する活動の紹介や意見交換を行うものです。
2008年の横浜市を皮切りに、全国各地で開催を重ねて今年で15回目を数えました。

海の幸フードマーケット

開催期間中は、市民、高校生、地域団体、行政、研究機関など、様々な分野の主体が集い、活動紹介や意見交換が活発に行われました。

コラボイベントのTシャツを展示

さらに今年は、海の恵みや海が抱える課題を広く一般の方々にも身近に感じていただき、市民一体となって海づくりの新たなスタートラインに立つため、マルシェやフードマーケット、ワークショップ、水族館との連携イベントなど様々な趣向を凝らし、約4,700名ものご来場をいただきました。

キーワードの「ブルーカーボン」

サミットで展示されたアマモ水槽

本サミットのキーワードの1つに「ブルーカーボン」があります。ブルーカーボンとは、大気中のCO2(二酸化炭素)が、海草や海藻、干潟の植物に光合成を通じて吸収され、その後長期間に渡り海洋中に貯留される炭素を指します。
詳しくは以下の記事で解説しています。

2050年カーボンニュートラルの達成を目指す我が国において、再エネや省エネでも削減できないCO2排出量を相殺(オフセット)する切り札として、多くの期待が寄せられています。

本サミットにおいて当社は、自社ブースを出展し、ブルーカーボンの役割や可能性、当社のブルーカーボン・サービスについて来場者にお伝えしました。

 当社ブースの様子

当社出展ブース

展示ブースは、大人から子供まで楽しめる疑似体験型の企画を用意しました。
岩、砂、ヘドロの3種類の異なる海底環境に対して、来場者は解説を読みながらアマモや海藻が育ちやすい環境を選択し、自らの手で植え付けていきます。

アマモや海藻を植える疑似体験企画

多くの来場者が楽しめるよう、アマモや海藻は何回でも着脱可能なステッカー形式で用意しました。
魚のステッカーも用意し、来場者が1枚、また1枚とステッカーを貼り重ねていき、藻場を豊かにすると海の生物も豊かになることを体験することができました。
アマモや海藻によってたくさんの魚が泳ぎまわる豊かな海へと変わっていく過程を以下の動画では早送りでご覧いただけます。


サミット会場までのCO2排出量を算出

さらに、車や電車などでサミット会場に来るまでのCO2排出量を算出し、それと同じ量をアマモや海藻に吸収してもらうには何株植えなければならないのか、簡単に計算できるシートを用意し、カーボンオフセットに対する理解を深めていただきました。

 さいごに

サミットの最終日には「大会宣言」を採択し、閉幕となりました。
宣言文には、今後のSDGs達成評価のキーワードとなる「新国富指標」「ウェルビーイング」「自然資本」が盛り込まれ、今後すべての人が自ら行動するためのヒントも記載されています。

下記のアマモサミットHPに掲載されておりますので、是非ご一読ください。