業務でも活かせる「楽しく学べるアイデアソン」を開催!
note編集部の田尻です。
当社では、新規事業の創出(研究・開発成果の事業化)が重要なミッションとなっています。そのため、事業創出のノウハウについて学ぶことができる機会として事業創出講習会「楽しく学べるアイデアソン」をオンラインにて開催しました。
「楽しく学べるアイデアソン」の講師は、新規事業開発を目的としたワークショップやアイデアソンを数多く運営している株式会社HackCamp様へ依頼し、当日は午前と午後の二部制で開催。
午前の部は普段なかなか考えないようなアイデア創発手法を紹介してもらい、その手法を活用して「会社案内パンフレット」、「効率的な会議」といった身近なテーマに沿って実践的にアイデアワークを楽しく学びました。
そして午後の部ではワークショップ形式で、5~6名のチームを組んで、当社が指定管理者に指定され、運営している「日光郷土センターmekke」をテーマにグループワークで新しいアイデアを出すプロセスを楽しく学びました。
【楽しく学べるアイデアソンのプログラム】
◆午前の部:講習会形式
Work1:「会社案内」の再定義!(ものやコトの価値を再定義し、新たなアイデアを発散する)
Work2:「会社案内」の再セグメント!(これまでにないセグメントを分ける方法を考え、新たなアイデアを創出する)
Work3:「531ストレンジワーク「効率的な会議」(「既存の事業の停滞を打ち破る、新しい事業アイデアを見出したい」時に、新たな観点を掘り出すワーク)
午前のワークの様子。HackCampの矢吹様からアイデアを考える手法を複数学びました。
◆午後の部:ワークショップ形式
Work1:QFT(問いづくりのワーク)「mekkeが日光を活性化する」
Work2:フューチャーコンセプト「日光を活性化させるmekkeの新しい戦略を考える」
Work3:アイデアピッチ作り(アイデアを作成し、選定する)
午後のワークの様子。ホワイトボードツールを使ってオンライン上で各々の意見を書きだしながらワークを行いました。
参加者・運営者の感想
参加者の感想
・他の人がその物事をどう捉えているかを知ることができ、新たな発見がありました。
・とても面白く斬新なアイデアが出やすかった。
・まったく考えたこともないことを生み出すことは難しいが、経験や知識を足し算することで「こんなアイデアもいいかも」と思えるようなものを考え出すことがでできました。
・様々な切り口や組み合わせを改めて考察することで、これまで気づかなかったアイデアや視点を学ぶことができました。
・社会課題に対して同じワークでアイデアが出るかはやってみないとわからないが、アイデア出しの着想は実践できると感じました。
・楽しくアイデア出しすることが大事だと感じ、何か新しいことを始めるタイミングで役立ちそうです。
・これまでの習慣などにとらわれず、新しいアイデアやより良い手法を考え続けることが有効と感じました。
・アイデアを出すのは単に思いつきだけでなく、技術があることを知りました。
・参加して他部署の方の業務やあまり知らなかったmekkeについても新たに知ることが沢山ありました。
事業開発本部/妹尾本部長の感想
アイデアは一人だけで考えてもなかなかまとまらないもの。今日は新しい視点から考えるきっかけとなったのではないでしょうか。この学びを第一歩として、多様な方向に拡張し、仲間を作ってください。これからの皆さんの新たな気づきとなることを期待しています。
meeke店長岩本さんの感想
色々なアイデアをもらい、非常に参考になりました。
実践していけそうなアイデアが色々あったので、今後新規事業を考えていくときの参考にさせていただきます。
株式会社 HackCamp様の感想
●矢吹様(写真左)
今回受講された皆様はワークのプロセス背景もきちんと理解され、とてもよかったです。またこれまでの企業様に比べて今後活用して、横展開していきたいというご意見もいただくことができ、非常に受講者の意識が高いと感じました。今後もこういった機会を継続的に作っていくことが重要だと思います。
●小松様(写真右)
とても高い満足度で受講してもらえたこと、うれしく感じます。アイデアの出し方を学ぶというだけでなく、思っていることを表出する場としても皆様が有意義に感じてくれたので、そういった意味でも運営できてよかったです。
アイデアソンを終えて
今回のアイデアソンでは社員だけでなく、インターンで当社に来ている学生の方にも参加頂いたことで、多様な意見が交わされ、活気にあふれたイベントとなりました。
そして午前・午後の部とも多数の方が参加し、普段とは違う考え方に触れることにより、非常に満足度の高い講習会となりました。
今後もこのような機会を積極的につくり、自身の考えを発信できる場を創出していきますので、ぜひ皆さんもお気軽にご参加ください。
(アイデアソン事務局一同)