雑がみはどのように捨てていますか?「あつがみ」体験イベントレポート〜あつまれみんなの雑がみ実証実験スタート!
こんにちは!note編集部の藤井です!
新年あけましておめでとうございます。今年も当社に関する多くの情報を発信できればと思いますので、引き続きnoteをご覧いただけますと幸いです。
さて、みなさんは、紙製容器包装をどのようにごみとして出していますか?
日本の古紙回収率は79.5%(※1)と比較的高い一方、紙製容器包装の回収率は23.6%(※2)と低く、多くは可燃ごみに出されていると言われています。2018年以降、年々回収量が下がり続ける古紙の中で、貴重な資源となる雑がみを回収し、リサイクルにつなげていくことが求められています。
※1:公益財団法人古紙再生促進センター: http://www.prpc.or.jp/recycle/number
※2:紙製容器包装リサイクル推進協議会: http://www.kami-suisinkyo.org/kaisyuuryou.html
当社は、古紙回収拠点(こしのえき)を運営する松岡紙業株式会社、Webサイトおよびアプリケーションの開発を行う株式会社テクロスホールディングスにご協力いただき、雑がみの回収・リサイクル促進の取り組みとして、2023年12月26日から2024年3月17日までの約3カ月間、静岡県浜松駅周辺の古紙回収拠点(こしのえき)で新プロジェクト「あつまれみんなの雑がみ(以下、あつがみ)」の実証実験を実施しています。
それに合わせて、12月26日から28日の3日間、浜松駅前にある「はままちプラス」にてソーシャルゲーム体験の場を、雑がみについての学びと共に提供する「あつがみ体験イベント」を開催しましたので、今回はそのイベントの様子をご紹介します。
あつがみのプロジェクト詳細についてはこちら>>
新プロジェクト「あつまれみんなの雑がみ」とは?
あつがみは、意外にリサイクルされていない紙製容器包装(雑がみ)に着目し、雑がみの収集・分別をゲームを通して促すソーシャルゲームです。
プレイヤーは、雑がみの撮影やゲーム内のバトルを行って獲得した素材を、地域の回収拠点「こしのえき」で得られるポイントによって組み立て、アイテムをゲットすることができます。
※回収拠点でのポイント配布期間は、2023年12月26日から2024年3月17日まで。
ゲームを楽しんでいるうちに、いつの間にか環境や地域社会への貢献活動へとつながっている、新しいコンセプトの環境教育プログラムです。
あつがみのブラウザゲームホームページはこちら>>
名称:あつまれみんなの雑がみ ~雑がみを集めて、あなたとまちをもっとステキに ~
公開期間:2023年12月26日(火)〜2024年3月17日(日)
イベントサイト: https://atsugomi-proto-1.bubbleapps.io/teaser-top
公式X(旧Twitter)URL: https://twitter.com/AtsugamiProto
ブラウザゲーム利用料:無料
※上記の内容は、予告なく変更または削除等される場合があります。
イベントの様子を紹介します
イベント会期中の3日間、天候も良く、年の瀬ということで家族や友達とお出かけ中の団体のお客さまにたくさん参加していただきました。
イベントでは、あつがみのゲーム体験だけでなく、リサイクルできる「雑がみ」についてまずは知ってもらうために、雑がみに分類できる紙を当てるクイズコーナーや、雑がみの捨て方アンケートも企画しました。
小学生から大人まで幅広い世代の方々に参加いただき、身近な物なのに全然知らなかった!と、多くの方から良い反応をいただくことができました。
スマートフォンゲームを普段から利用する学生の方々からは、「単純にゲームが面白い!」「またやりたい」と高評価をいただくことができました。
また、普段から雑がみ分別をされている地元の方々からも、「雑がみに関連するゲームがあるのは面白い」「家でも雑がみの写真を撮ってみたい」といった反応をいただきました。
参加者の方にゲームを楽しんでいただいた一方で、ゲーム内容や雑がみの回収方法など多くのご意見をいただき、今後の機能改善のために非常に良い機会となりました。
ご参加いただいた皆さま、ありがとうございました。
さいごに
あつがみイベントは3日間で終了ですが、あつがみ実証実験は始まったばかりです。
今後、あつがみを中心に、どのようにまちが変わっていくのか…とても楽しみです。
2023年12月26日から2024年3月17日まで、下記リスト記載の「こしのえき」であつがみ内で使えるポイントが獲得できます。こしのえきを見かけた際はぜひご参加ください!