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DXに関する取り組み~DXカンファレンス開催報告~

こんにちは!DX推進室の境です。
当社では、競争の優位性を発揮するうえで重要となる「DX推進計画」を策定し、取り組んでいる最中です。
★参考:「これから当社が目指すDXとは?」
先月、社内イベント「第2回DXカンファレンス」を開催いたしました。
「DXカンファレンス」はDX推進室が中心となって、DX推進計画や進捗について説明する場として開催しています。
昨年12月にも開催したのですが、今回は2回目の開催ということで特別ゲストの株式会社EARTHBRAIN/緒方正剛様にご登壇いただきました。

特別ゲストによる講演

初めての社外ゲストということで予告の段階から社内での盛り上がりを感じていました!
緒方様のセッションでは、「目指すべきDXとは?」ということをEARTHBRAIN社の目線で建設DXの実例とともにご紹介いただきました。
普段アンテナを張りにくい社外の話(しかも業界のDXトップランナーの!)を聞く機会を設けられたということで、開催後アンケートでも「貴重な話が聞けた!」と大好評でした。
この場を借りて改めて感謝申し上げます。緒方様、ご登壇いただきありがとうございました!

DX事例の紹介をする緒方さん

当社の最先端取り組み紹介

社外のお話だけでなく、当社内で最先端の取り組みをしている社員にそれぞれの取り組みを紹介してもらいました。
・CIM推進室からは社内外でのCIMによる最先端の取り組みについて
・地質・地盤部からは地質分野の点群データの活用について
・河川部からはオープンソースを活用した三次元流体解析について
・技術創発研究所からはデジタルツイン空間での河川管理研究について
をそれぞれ紹介していただきました。
社内からは「他の社員がどんなDXの取り組みをしているのか分からない……」という声は前々からあり、今回は情報共有を図るいい機会になりました。

トークセッション~進んで行くべき未来像~

その後、緒方様と発表をした当社4名の社員を交えてのトークセッションを行いました。
DX推進による技術の高度化や競争力の強化という文脈において、どういったキッカケや動機で最先端の取り組みを始めたのか?といったことを皮切りに話は進んでいきました。
途中「DXについてどう思いますか?」など何回か視聴者へリアルタイムアンケートを取り、その結果を見ながらトークが展開されていきました。
みなさん積極的に最先端技術に取り組んでいることもあり、非常に意欲的且つ刺激的なお話が多かった印象です。
終始和気あいあいとした雰囲気の中トークが進み、社員アンケートでもおもしろかった!もっと聞きたかった!というお声をいただきました。

笑顔あふれるトークセッション

トークセッションに参加したパネリストに感想を伺いました!

山本:BIM/CIMの推進において、DXを意識して進める必要性が高まっている状況の中での、今回のカンファレンスは社外、社内の最新技術を知ることのできる、良い機会でした。今回の刺激を今後のBIM/CIM推進に繋いで行きたいと思います。

長谷川:八千代の○○ではなく、技術者○○としてこの地球に貢献したい!という強い意志をお持ちの皆さんとご一緒できて、大変光栄でした。お話した内容が最新技術かどうかは、後の時代が決めることですが、技術者としての謙虚さ・哲学・野望・翻訳力を忘れずに、さらなる高みを目指したくなりました!

保坂:自らの取り組みを紹介する機会をいただきありがとうございました。また皆さんの取り組みを知れて大変刺激になりました。トークセッションは緊張しましたが、パネリストや事務局の方が話しやすい雰囲気を作ってくれたおかげでとても楽しめました。

藤井:会社や部署が違うメンバーでDXに関して話したのは初めてで刺激的でした。表面的な取り組み内容や結果は知っていても、そこまでのプロセスやモチベーションまでは、なかなか話す機会がないので、メンバーの個性が出ていて面白かったです!

当社のDX進捗状況に関する説明

最後のセッションでは本丸のDX推進室の進捗状況やツールの導入予定、ファイル共有ツールの説明、そしてデータドリブン実例紹介を行いました。
視聴者も暖まってきたのかチャットが賑わいだし、社員の興味の高さが伺えました。
以上のような流れで約4時間のイベントは無事終了、延べ約360名ほどの社員が参加しました。

株式会社EARTHBRAIN/緒方様からのコメント

緒方:先ずは、DXカンファレンスにお招き頂き、ありがとうございました。講演では弊社のVISIONとMISSIONの実現に向け、失敗を恐れずに取り組んでいることについて赤裸々に話をさせて頂きました。その後、最先端の取り組みを紹介いただき、貴社の個々のパワーを感じ、最後、トークセッションでは、会話やチャットを通じて、「変わらなきゃ」「変えていかなきゃ」との組織としての思いを感じることができました。今後、どの様な形でご一緒できるかわかりませんが、共にDXを進めていければと思います。

事務局からのコメント

今回は2回目ということで、前回よりもっとカッコよく洗練された配信にしたい!という野望のもとさまざまな改善を加えました。
社外のさまざまなイベントを参考に、登壇者登場時に音楽を流したり、司会をなくしたり、登壇者の周りに机を置かずポインターとマイクのみで登場してもらったり……
改善点含めアンケートで賛否様々ご意見をいただいたので、参考にして次回以降改善していきます。

準備中の様子。立ち位置や流れの確認などをしています。
本番が近付くにつれ緊張が高まってきます!

今回のDXカンファレンスの裏テーマとして、「社員にもっとDXを知ってもらい、もっとDX推進への意識を高めてもらおう!」ということを掲げていました。「DXってよくわからないし、自分にどれくらい関係があるかも分からないな…」と感じる方が多いと思います。
そんな社員がDX推進の重要性や自分に何ができるのか?といったことを少しでも感じ取れるイベントになっていたらいいなと願っています。
今後も、より満足度の高い情報発信の場としてスマートかつ社員が聞きたいことに的確に応えられるイベントを目指して取り組んでいきます。

以上、DX推進室からイベント開催報告でした。