見出し画像

働くママが集まって色々話してみた!【テーマ:仕事と育児の両立】

note編集部の大林です。
先日、「働くパパとその上司に色々と聞いてみた!【テーマ:育休を取得してからの働き方・変化について】」の投稿をしたところ、「ママ側の話も聞きたい!」というご意見を多数いただきました!
そこで当社で働くママに集まっていただき、座談会を行いました。
今後、結婚・産休について不安がある社員や当社に興味をお持ちの方には参考となることもあると思いますので、ぜひご覧ください。

自己紹介

図2

加藤シニアアソシエイト(入社7年目) 写真右
所属:事業開発本部 第一開発室 水リスクマネジメント
業務内容:
子ども:3歳(女)
戸谷プロフェッショナル(入社21年目) 写真中央右
所属:事業開発本部 第二開発室
業務内容:道路交通計画、コミュニティ事業・交通事業開発
子ども:小学1年生(男)
箕輪シニアアソシエイト(入社14年目、中途入社) 写真中央左
所属:経営企画本部 経営企画部 秘書・広報課
業務内容:社内・外広報
子ども:3歳(女)と1歳(女)
大林シニアアソシエイト(入社7年目) 写真左
所属:事業開発本部 開発推進部 マーケティング課
業務内容:民間事業のマーケティング、社内イベント、note運営
子ども:1歳(男)

妊娠が分かった後、どのような対応をしましたか?

加藤:私は妊娠時、地質・地盤部に所属していました。地質・地盤部は長期間にわたる現地調査が多く、足場の悪い山の中で調査を行うこともあります。妊娠していることが分かった後すぐに調査の予定があったため、早めに上司に報告しました。安定期に入ってから報告したかったという思いもありましたが、調査に行くことは体調面でも安全面でも不安があったため、早めに相談しました。妊娠中は発注者との打合せには出席しましたが、上司と相談して、デスクワークを中心とした業務に切り替えてもらいました。

大林:私は妊娠していることが分かった後、幸い体調も問題なかったので、特に報告することなく通常業務を行っていました。その後3カ月経った際に、部長との面談の機会があったので、その時に部長に報告しました。そこからは飛行機移動を含む長距離の出張は配慮していただき、安定期に入った後、一緒に業務を行っているメンバーに報告しました。部や課の全体に報告したのは産休に入る2カ月前でした。里帰り出産を決めていたこと、自宅周辺の産婦人科のある病院は通院に不便であったことから、妊婦検診は会社の近くの病院に通っていました。通勤時に通院もできるので身体にも仕事にも負担が少なかったです。当社では妊娠している社員に対して勤務時間内の通院、通勤緩和、休憩が取得できます。こういった規定があることは、とても心強かったです。

産休・育休後、いつ復帰しましたか?

戸谷:私は出産後4カ月で復帰しました。社内でも「もう復帰したの?」とびっくりされました。息子は1月生まれなのですが、保育園の4月入所申し込みをダメもとで出したところ受かり、来年受かる保証もないため、早めに復帰することにしました。復帰後は10時~16時の時短勤務をしていました。産休前は業務の管理技術者をさせていただいていましたが、復帰後1年間は補助担当として極力、負担のないよう周囲の方々から多くのサポートをして頂いておりました。

加藤:私が出産したのは10月だったのですが、翌年の4月には保育園に入れなかったため、育休は1年半取りました。家から職場が遠いため、復帰後は時短勤務で働いています。育休期間が長かったので復帰することに不安もありましたが、夫の協力もあって何とかやれています。

箕輪:私は1人目を出産した翌年の4月に復帰しましたが、すぐに2人目を妊娠したため1年経たずして2度目の産休・育休を取得しました。上司にも相談し、業務量も調整しながら働いていました。

大林:私は4月に出産し、翌年の4月に復帰しました。復帰と同時に息子は保育園に入園したのですが、出産後、新型コロナウイルス感染症の影響でなかなか人とも会うことができず、息子はかなりの人見知りで…保育園に慣れるのにとても時間がかかりました。保育園の先生からもなるべく早くお迎えに来てほしいと言われており、復帰後は早めに退社することが多かったです。事情を上司に相談して早めに退社していました。

育児が一番大変だった時期は?

戸谷:息子の2歳頃から始まるイヤイヤ期が一番大変でした。いまだに継続する「イヤイヤ!」モードもありますが、このころがピークでした。

箕輪:2人育児は想像していた以上にバタバタです…特に子どもの体調不良の対応が大変で、出社して10分で保育園からお迎えの電話がきたり、会社に向かう電車に乗っている途中に電話がかかってきて、次の駅で降りて引き返したり…なんてこともありました。その日予定していた仕事が急にできなくなるので困りますが、予定より早めに業務を進めたり、在宅をフル活用するなど、余裕を持ってスケジュールを組むようにしています。

加藤:私も2歳前後のイヤイヤ期が本当に大変で、毎日クタクタでした。娘が3歳になり会話ができるようになってからは、なんで「イヤ」なのか理由を言えるようになり、親子ともに落ち着きました。

大林:私は生後~1歳までが大変でした。初めての育児で慣れてなかったのもあると思いますが、夜泣きもあり、睡眠不足が続くと体力的にきつかったです。夫の方が寝かしつけが上手だったので、よく代わってもらっていました。皆さんのお話しを聞いて、これから来るであろうイヤイヤ期が怖いです…。

仕事との両立で工夫していること

箕輪:職場復帰すると子どもと過ごす時間が減るので、朝、早めに自宅を出て保育園へ送る途中に公園に行って遊ぶこともあります。あと、家電を充実させました。自動床清掃ロボットに始まり、自動床拭きロボットやホームクリーニング機など、効率よく楽できる環境を整えました。

戸谷:懐かしいです~!私もよく朝に公園に行っていました!夜は早めに寝てしまうことが多かったので朝型の生活リズムで過ごしています。最近も4:30に起床しています。

加藤:我が家は夫と私で家事・育児の分担を決めています。やることがあらかじめ分かっていることで効率よく動けます。

大林:私は食事の下ごしらえや保育園の準備など、前日や休日にできることはすべて済ませておくようにしています。工夫ではありませんが、まだ子どもが小さいので長距離や泊りの出張にはリモートで参加するなど、上司に調整してもらっています。

戸谷:最近は以前に比べ社内だけでなく社外(発注者)からも育児との両立に理解をいただくことが多くあるように感じます。早めに退社することを知っている発注者の方は、夕方以降の電話を避けてくれているようです。

会社の制度を上手く使う!

箕輪:当社はフレックス制度が導入されていることや、新型コロナウイルス感染症の影響で在宅勤務ができるようになったことは、働くママ・パパにとってとても有難いです。通勤時間がないということは、家事・育児だけではなく、仕事に対しても生産性が格段にアップします!

加藤:在宅勤務は私も本当に助かっています。子どもの体調不良時にはこれまでだと終日、有給休暇を取得して対応することしかできなかったのが、半休+在宅勤務などができるようになり、作業の遅れを防ぐことができています。通勤時間は意外と疲れるので、体力の温存にも有難いです。

大林:フレックス制度があるので、朝夕の出社・退社時間を自分でコントロールできることが助かります。早めに出社して早めに退社することで勤務時間も確保できています。

戸谷:私が復帰した際は、フレックス制度も在宅勤務もなかったので、社員が働きやすいように会社も変わってきたなと感じています。私は株式会社長大と株式会社建設技術研究所と当社の3社で運用を行っている共同保育所「かけはし保育園※」の検討委員を務めていたのですが、今後も社員に寄り添った取り組みに期待しています。

画像3

※かけはし保育園とは
株式会社長大・株式会社建設技術研究所・八千代エンジニヤリング株式会社の3社で2018年4月に開園した共同保育所。
同業会社における共同の保育所運営は、全国的にもあまり例のない取り組みとして注目されています。

最後にひとこと

戸谷:子どもが小学生になり、宿泊を伴う出張や早出出張がしやすくなりつつも、まだまだ周囲の方々にご迷惑をおかけすることも多くあるのかと思っています。共働き世帯も増え、男性社員も同じように家庭内での調整をされていることと思いますので、社内環境の中でそれぞれが支えられる雰囲気ができると良いなと思っています。

箕輪:急に休んだり、残業ができなかったりすることで周囲の方にかける負担が大きいことは自覚しています。私が無理なくお仕事できているのは、家族だけでなく、とても良い同僚や会社の制度に恵まれ支えられていることが本当に大きいです。今は甘えさせてもらいながら、いつか私も支える立場になって恩返しをしたい、と思っています。

加藤:出張ができず、時短のため、できる作業量も限られる中、周囲に調整してもらいながら仕事を続けることができており、感謝しています。この記事のテーマである「仕事と育児の両立」は、女性社員だけでなく男性社員も課題と思っている方も多いのかなと思います。今後もnoteなどで、皆さんの苦労している点や解決方法、日ごろの工夫などを知る機会があるといいなあと思います。

大林:復帰前は育児と仕事の両立に不安でいっぱいでしたが、復帰して9カ月、周りの方々に支えられ想像していたよりも困ることなく働くことができています。社内には働く先輩ママがたくさんいるので、安心感もあります。また、育児も仕事も頑張っている分、自分自身の生活に対して充実感が増したように感じます。社内のママで集まってお話しする機会、増やしたいですね!ありがとうございました!