プレイバック60年~過去業務を振り返って②~当たり前を守りつづける「交通インフラ整備」~
こんにちは!note編集部の箕輪です。
先日からnoteでもお知らせしていますが、当社は2023年1月29日で60周年を迎えます。還暦…ということで、たくさんある過去業務から代表的な業務をいくつかを紹介します!
今回は当たり前を守りつづける「交通インフラ整備」というテーマでまとめましたのでぜひご覧ください!
バウル・レオンハルト工法によるPC橋としては当時世界最大規模「山陽新幹線吉井川橋梁」
場所:岡山県
業務期間:1968年~1969年
岡山県東部を流れる岡山三大河川の一つ吉井川。その中流地区には、瀬戸内市と岡山市東区の境に山陽新幹線吉井川橋梁という鉄道橋が架かっています。相生駅と岡山駅間に位置する本橋梁は、撮り鉄ファンの間では絶景の新幹線撮影ポイントとして知られた存在となっています。橋長671.15mの本橋梁は山陽新幹線で一番長い鉄道橋で、当社は設計及び施工管理に携わりました。鉄道橋としては日本で初めて側径間にVSL工法(ポストテンション方式の緊張システム)を採用した単純桁2連からなる橋梁です。
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https://www.yachiyo-eng.co.jp/challenge/special/60th_05/index.html
今日の発展につながる再開発「横浜駅東口再開発」
場所:神奈川県横浜市
業務期間:1970年~1973年
日本有数のターミナル「横浜駅」。6社の路線が乗り入れる巨大ターミナル駅ですが、現在も駅周辺開発が進められており、1872年の開業以来工事の槌音が止んだことがない事から〝日本のサグラダ・ファミリア〟との異名で知られています。
1960年代、横浜駅西口は相模鉄道によって開発が進められ一大繁華街として発展していた一方、東口開発は大きく遅れを取っていました。そこで横浜市全員協議会において「横浜駅東口総合計画」が策定され、横浜市の主導で出島地区と東口地下街の開発が進められることとなりました。
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https://www.yachiyo-eng.co.jp/challenge/special/60th_07/index.html
建設初期段階から携わった「大阪モノレール」
場所:大阪府
業務期間:1982~1986年、1989~1997年、2006~2007年、2017~2022年
大阪モノレール線=本線と、国際文化公園都市線=彩都線の2路線から構成されている大阪モノレール。約28㎞にわたる累計路線距離は、モノレールとしては国内最長を誇ります。
大阪都市圏は大阪市を中心として市街地が広がっており、公共交通網も放射状に開発されているため一極集中型の都市構造となっています。そのため都心部では過度な交通集中、大阪市周辺部では市街地の拡大による公共交通サービスの不足など様々な弊害が生じていました。そこでこの問題を緩和すべく、既存鉄道と有機的に結節する環状鉄軌道整備の提案がなされ、大阪府による多角的な調査検討の結果、都市モノレールの建設が決定されました。
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https://www.yachiyo-eng.co.jp/challenge/special/60th_08/index.html
~事業認可から約30年の時を経て~「補助第26号線」
場所:東京都
業務期間:1990年~2022年(継続中)
東京都が整備を進めている広域的な骨格幹線道路である補助第26号線は、品川区東大井1丁目を起点に目黒区、世田谷区、中野区、豊島区を経由して、板橋区氷川町を終点とする約22.4キロの都市計画道路です。1992年1月に事業認可を受けてから長年にわたり整備が続けられ、2021年10月、ついに品川区二葉1丁目から同区豊町2丁目までの約670メートルの本線部分が開通しました。
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https://www.yachiyo-eng.co.jp/challenge/special/60th_13/index.html
夢の架け橋「角島大橋」
場所:山口県豊北市
業務期間:1993年~1999年
山口県下関市と離島・角島を結ぶ「角島大橋」。その全長は1,780mにも及び、風光明媚な橋梁造形は、国内でも屈指の絶景地として広く知られています。橋の中間には離島・鳩島が存在しますが、自然環境の負荷軽減や、一帯が国定公園に指定されていることから、この鳩島を迂回する計画が採用されました。この架橋プロジェクトは、自然景観との融合を基本に、過酷な海象環境、複雑な海底地形・地質、塩害の影響など、国内架橋では比類なき厳しい制約条件の中、多様なプレキャスト工法の導入など、先進技術を駆使し、より良い計画を目指す関係者の創意と連携により実現しました。
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https://www.yachiyo-eng.co.jp/challenge/special/60th_01/index.html
私たちの想い
日本では、幹線道路、高速道路、鉄道、港湾、空港といった交通インフラの整備が全国的に進められてきました。
自然災害リスクが増大する中、私たちは日常生活での当たり前を守るため、交通基盤に関する構想・計画・設計・施工管理・維持管理・事業評価に関するサービスを提供しています。社会資本整備に対するニーズが多様化・複雑化する中、既存技術に加えICTやAIといった新たな技術革新を推進し、将来にわたって経済活動を支える世界を実現していきます。