プレイバック60年~過去業務を振り返って④~八千代の技術力を世界に届ける「海外事業」
こんにちは!note編集部の箕輪です。
先日からnoteでもお知らせしていますが、当社は2023年1月29日で60周年を迎えました。還暦…ということで、たくさんある過去業務から代表的な業務をいくつかを紹介します!
今回は八千代の技術力を世界に届ける「海外事業」というテーマでまとめましたのでぜひご覧ください!
砂漠の街に安全な水を
「エジプト国ギザ州ギザ市上下水道整備計画」
場所:エジプト・アラブ共和国
業務期間:1988年~2005年
四千年の歴史が息づくエジプト。巨大ピラミッドや神殿などの古代遺跡が存在し、一度は訪れたい観光地として有名です。
1980年代、エジプトの首都カイロ市とともに大カイロ圏を形成する、三大ピラミッドを擁する国際観光都市・ギザ市では、急激な人口増加と住宅地域の拡大により、基礎インフラ、とりわけ上水道整備が大幅に立ち遅れ、深刻な給水不足に陥っていました。上水道普及率はわずか5%ほどで、日中は高温になる砂漠気候の中、住民は給水車や水売り業者から飲料水を買わなければならない状況でした。
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https://www.yachiyo-eng.co.jp/challenge/special/60th_02/index.html
当社の海外プロジェクトを開花させた
「パナマ運河代替案調査」
場所:パナマ共和国
業務期間:1991年~1993年
パナマ運河は北米大陸と南米大陸を陸続きにしているパナマ地峡を横切り、延長80㎞にわたり太平洋と大西洋を結ぶ海上交通の要衝となる運河です。本運河は建設時より米国管理下にありましたが、1977年の「新パナマ運河条約」の締結により、1999年12月31日正午にパナマ共和国へ完全返還され、現在に至っています。この返還にあたり、第二運河(海面式)の建設や現運河の大規模改修等の可能性を調査するため、パナマ、米国に日本を加えた3カ国合同委員会が設置されました。
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https://www.yachiyo-eng.co.jp/challenge/special/60th_06/index.html
深刻化する交通問題解決「インド国カルカッタ交通インフラ整備事業」
場所:インド国
業務期間:1997~2002年
インド東部にある西ベンガル州の州都「カルカッタ(現コルカタ)」。インド第3の人口を誇る大都市は、マザー・テレサが生前慈善活動を行った地として知られています。
カルカッタ中心部では、人口の急増や自家用車の急速な普及により、深刻な交通問題が生じていました。1992年、インド政府および西ベンガル州政府交通省はこの問題を解決すべく、日本政府に「カルカッタ都市交通施設整備計画調査」を要請し、当社はJICA主要メンバーとして交通施設整備計画のフィジビリティスタディ(プロジェクトの実現可能性を事前に調査・検討すること)を実施しました。
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https://www.yachiyo-eng.co.jp/challenge/special/60th_10/index.html
未電化地域に灯りを「ナイジェリア電化計画」
場所:ナイジェリア国ナッサラワ州2町、バウチ州、ゴンべ州2町、ボルノ州1町
業務期間:2002年~2004年
1993年の軍事独立政権に対する先進国の経済制裁により、ナイジェリアは深刻な財政難に陥りました。国民への経済的負担を和らげるため、周辺国より低く電力料金を設定した結果、電力公社の財政は逼迫し、新規投資、既存設備の維持管理などが十分に行われない状況で設備の老朽化が進行していました。当時のナイジェリアの電化率は都市部で60%、地方部では20%で、国全体の電化率は34%でした。当社は、ナイジェリア国の電化率の上昇を目指して、4州・5町、対象人口98,300人に対し、33kV送電線路延長349km、33kV開閉所×5カ所、33/11kV変電所(1MVA~2.5MVA)×4カ所の設置および11kV配電用資機材、維持管理用道工具、予備品などを調達しました。
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https://www.yachiyo-eng.co.jp/challenge/special/60th_15/index.html
私たちの想い
私たちはこれまでに140カ国以上の国々に対して、社会資本整備に関わるコンサルティングサービスを提供してきました。
サービス分野は、水資源や治水、砂防、防災、電力プラント、運輸交通(道路・鉄道・港湾等)、都市・地域開発、情報通信放送など多岐にわたり、また平和構築や復興支援業務にも力を入れています。