こんにちは!note編集部の小林です。
前編に引き続き、「南阿蘇鉄道全線復旧事業推進プロジェクト」についてご紹介させていただきたいと思います。
この後編では、熊本地震で運休になってしまった南阿蘇鉄道を復旧させるために奔走する現場の方々の姿をお伝えします!
★前編はこちら
未曽有の大地震
2016年4月14日、最大震度7を観測する熊本地震の前震が発生しました。2日後の4月16日未明にも再び最大震度7の本震が発生。熊本県内で観測された揺れの大きさは最大で計測震度6.7にも及び、地震の規模としては国内観測史上最大となる未曽有の大地震でした。 この地震により、南阿蘇鉄道は2つのトンネル、2つの橋梁を含めた路線の多くが被災し、法面変状や落石、 地盤変状、軌道の変状、路盤の陥没などの被害が発生しました。
同じ釜の飯を食う仲間として
復旧工事のマネジメント
後世に遺す
編集部コメント
2023年7月15日、立野駅に向かう高森駅始発列車がお客さまを乗せて発車しました。全線開通を記念したセレモニーには、斉藤国土交通大臣や蒲島熊本県知事をはじめ、当社からは眞間九州支店長が参列、岸田内閣総理大臣からはビデオメッセージが寄せられました。
南阿蘇鉄道さまからは「事業中は受発注間でさまざまな意見を突き合わせながら、思い通り進まなかったこともあったが、ドラマがあったからこそ復旧を成し遂げられたと感じている。八千代エンジニヤリングさんに事業を行っていただき良かった」と嬉しいお言葉をいただいたんだそうです。
同プロジェクトは、多岐にわたる分野での迅速な対応が求められ、まさに、当社の建設コンサルタントとして総合力が発揮できたプロジェクトだったのではないでしょうか。