ハルモニア株式会社の松村CEOをお迎えして、行動変容ワークショップを開催
こんにちは!note編集部の藤井です。
「行動変容テック」について耳にしたことはありますか?
行動変容テックとは、人々の行動や習慣を良い方向に変えるために使われるテクノロジーのことで、健康、福祉、教育、環境保護など、さまざまな分野で活用されています。例えば、以下のような事例があります。
行動変容テックの事例
これらのテクノロジーは、ユーザーにポジティブなフィードバックを提供し、目標達成を助けるためのヒントを与えて、習慣を変える手助けをします。例えば、運動アプリは毎日の歩数目標を設定して、それを達成するための動機づけを提供します。
このように、行動変容テックは、私たちがより良い習慣を身につけ、目標を達成するのをサポートするための便利なツールです。
行動変容ワークショップ開催
2023年11月29日に、行動変容テックの専門家であるハルモニア株式会社の松村CEOをお迎えして、当社社員を対象に「行動変容ワークショップ」を開催しました。
ハルモニア株式会社 松村CEOのプロフィール
1989年生まれ、東京都出身。慶應義塾大学法学部を卒業後、ヤフー株式会社に入社し、アドテク事業に従事。CSRやブランディングなどを経験して退社後、2015年にハルモニア株式会社(旧:株式会社空)を創業。2016年にデータの取り込み・分析・価格決定を高速化するダイナミックプライシングシステム「MagicPrice」の提供を開始。宿泊や交通業界を中心に提供。世界中の価格をダイナミックに最適化し、経済合理性とサステナビリティ向上が両立する世界を作ることがミッション。
ワークショップには、20名の当社社員が参加し、以下4つの行動について5名ずつグループになり検討しました。
ワークショップは、松村さん考案の行動変容設計のフレームワークに基づき、それぞれの行動について“なぜその行動をとるのが難しいのか”を細かく構造分解し、どういった変化や仕掛けがあれば改善されるかについて検討しました。
フレームワークの詳細はこちらからご覧いただけます。
今回の目的は、行動変容設計のフレームワークの全体像と考え方を習得することでしたが、さまざまな意見を出し合い、検討を深掘りすることもできました。
参加者の感想
個人で考えるのではなく、チームでアイデア出しすることでさまざまな観点でのアイデアがでて、議論が深まることを感じた。
自分が進めているいろいろなプロジェクトでも活用可能かつ有効なフレームワークであると思った。
良い行動に変えていくにあたって、影響を与える要素同士のつながりを考えて構造化することの重要性を感じた。また、少し担当範囲は異なるものの共通の目的(会社の変革)をミッションとしているメンバー同士で会話できることは、相互理解の向上にもなり良かった。
文字に起こすことで、現在の課題感の共通認識ができた。また具体化までを絞り込めるきっかけができたことが良かった。課題一つに起因する要因は何人かで話すことで深まるもので、そこから解を生み出すきっかけとして非常に役立った。
最後に
このワークショップを通じて、さまざまな課題に対してフレームワークの有用性を実感できました。今回議論したテーマを更に検討することに加えて、他の課題に対しても是非活用していきたいと思います。
行動変容テックの詳細について知りたい方は、ぜひハルモニア松村CEOのnoteをご確認ください。
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