【海洋プラごみ対策】当社のRIADがテレビ愛知で紹介されました
こんにちは、note編集部の鈴木です。
皆さまは「海洋プラスチックごみ問題」についてご存知でしょうか。
海洋プラスチックごみ問題は、私たちの生活から出るプラスチックが川を通じて海へ流れ出し、生態系に深刻な影響を与えている環境問題です。
この度、当社が製品化した「RIAD(River Image Analysis for Debris transport)」という製品が、海洋プラスチックごみ問題の解決に向けた取り組みとしてテレビ愛知のニュースサイト「愛知のニュース」で特集されました。
記事後半には、テレビ愛知の鈴木さんからのコメントもありますので、ぜひ最後までご覧ください。
海洋プラスチックごみ問題の深刻化と対策
世界では毎年少なくとも800万トンものプラスチックごみが海に流出しているとされ(Jambeck et al.(2015))、海洋プラスチックごみ問題への対策は急務となっています。
テレビ愛知では、この問題の解決に取り組む団体や企業の活動に焦点を当てた取材を行っています。
今回は、当社が製品化した「RIAD」が「川の清掃活動の手助けになる最新システム」として取り上げられ、「愛知のニュース」に掲載されました。
記事の中では、当社の海洋プラスチック問題の専門家である吉田さんがインタビューに応え、RIADの社会実装を通じた当社の取り組みについて語っています。
当社サービス「RIAD」とは?
当社が製品化したRIADは、海洋ごみの大部分が起源となっている陸域から河川経由で海域に流出するプラスチックなどの浮遊ごみ(川ごみ)の実態把握が可能となり、現在、社会課題となっている海洋プラスチックごみの解決に資するシステムです。
RIADについては過去記事で詳しく解説していますので、ぜひご覧ください。
当社と「海と日本プロジェクトin愛知県」の海洋プラスチックごみ対策
RIADはこれまでに国内の13河川(17地点)および海外の3河川でモニタリング実績があります。その中の一つが今回のニュースでも取り上げられた愛知県の岡崎城の西側を流れる「伊賀川」。
「海と日本プロジェクトin愛知県」は、海との親しみと資源を大切にする心を育む運動です。このプロジェクトの一部として、伊賀川で川ごみのモニタリングを開始しました。
これまでのテレビ愛知との取り組みについて
伊賀川での川ごみモニタリングは、当社とテレビ愛知による初めての共同プロジェクトです。同プロジェクトは今年で2年目をむかえ、次年度も申請中です。
当社とテレビ愛知は、「海と日本プロジェクトin愛知県」の一環として、海洋プラスチック問題への対応をするなかで、「多くの方と清掃活動を実施し、海洋プラスチックごみの削減の寄与について把握したい!」という共通の想いを持っています。
テレビ業界の強みである「発信力」と建設コンサル業界が得意とする「科学的な根拠に基づく定量化」を掛け合わすことにより、社会課題への新しいアプローチを模索しています。
海と日本プロジェクトin愛知県とは
三河湾や伊勢湾などに囲まれた愛知県。
海と野山と都市のバランスよい構成が特色で、養殖などの沿岸漁業が盛んです。特にアサリやクルマエビは全国でも有数の漁獲量を誇ります。
「海と日本プロジェクト in 愛知県」では、このような愛知の海の豊かさや多様性を伝えることで皆さんに興味を持ってもらい、
海と共生するムーブメントを起こすことを目的に活動しています。
プロジェクトの詳細については、以下のリンクからご覧いただけます
テレビ愛知・鈴木さんからのコメント
「仕事は楽しく美しく」
私が入社した23年前に上司がくれた言葉です。
今回の取り組みで、地元を愛し定期的に清掃活動を続けられている伊賀川を美しくする会・ONE RIVERの皆様と太いパイプを作る事ができました。
外部の皆様と楽しく仕事をさせていただくためには、モニタリング結果のわかり易いアウトプットや一緒に清掃活動を行うなど1つ1つの仕事の美しさが大切です。
岡崎で作り上げたモデルを横展開し、またどこかの川で地元の皆様と楽しく美しい仕事をしていきたいです!!
さいごに
海洋プラスチックごみ問題について更に詳しく知りたい方は、以下の記事もご参照ください。